こころに余裕を

ちょうど10日に、バイクのガソリンが切れていた。
翌日出先で給油すればいいやーくらいに思っていた。
んで、大地震。買い占め騒動。
今朝ようやく、
近所のガソリンスタントに行列が並ぶのが見え、走る。
200m程並んでいただろうか。
車の方々はエアコンで平気だろうが、僕はバイク。
当然、全身むき出しなわけで、終るまでどのくらいなのか心配。
4枚重ね着してきたものの寒さはじわじわと染み渡る。
30分経った。
寒さにぼーっとしてきた頃、
後ろに並んでいたバンからクラクションを鳴らされる。
ゆっくりと前に進みつつあった列で、
前方車との距離が3m程空いてしまったことへの抗議だったらしい。
50代くらいの夫婦かな?
窓越しに身振り手振り、こちらに何か叫んでいるのがわかる。
その後も、同じような事が数回繰り返された。
すみませんねぇ・・・ちょっと寒くてボケてました。てへっ(笑)
そんな愛想笑いを浮かべてお辞儀をする自分。
しばらくすると、消防署の隣にさしかかった。
運転をする人なら誰でも知っているであろうが、
こういった救命に関わる施設前には駐停車禁止の道路標示があります。
当然、そこに立ち入って停まってはいけないわけで。
僕は手前で大人しく待っていたわけです。
後ろから鳴らされるクラクションを無視しながら。
なにをそんなに焦っているのやら。
ブーブー
ここは日本。
ブーブブブー
津波直撃の被災地だってお互い助け合って
ブー
ちゃーんと順番を守ってらっしゃるそうですよ~♪
ブブブブブー
と、そのとき。
駐停車禁止区域なんてなんのその。
次々と割り込もうとする車が・・・
呆然としている僕の横を、後ろにいたバンのおじさんが走り抜ける。
「ほら見ろ!割り込まれたじゃないか!」
おじさんはものすごい剣幕で割り込み車のドライバーに怒鳴りつけ、
どのドライバーも負けじと大声をあげ。
結局は割り込んだ方がUターンして並び直すことになったのだけれど、
もう少し熱を帯びてきたら取っ組み合いの喧嘩でも始まりそうな勢いだった。
そんなこんなで約1時間の後、
僕らは無事給油を済ませたのでした。
一部、給油量に制限がかかっていることに怒り
店員にくってかかっていた人もおりましたが・・・
後ろにいたバンの夫婦は、
それまでに見せなかったような穏やかな笑顔で
店員と会話を楽しんでおりましたとさ。
狂ってんな~東京。