課題2 迷っている男

崖の上の王は○○がお好き(600字指定)-----
○崖の上
   ひきつった表情の舞田洋太(35)、
   ゴクリと唾を呑む。
   真直ぐ前を見つめた獣の瞳。
   対峙する舞田と大きなライオン。舞田
   はザックを盾がわりに構えている。
   後ずさりする舞田の足元、際へ。
○崖下の海
   切り立った崖の上に、舞田の背中が見
   える。その足元から落ちてくる石くず
   がいくつか、海へと消える。
○崖の上
   体勢を整え直す舞田、すぐにライオン
   の方へと目線を戻す。
   静かに目を閉じる舞田、深呼吸。
   じわりと歩みを進めようとするライオ
   ン。
   と、突然、舞田はザックをめちゃくちゃ
   に振り回し始める。
舞田「シッ、シッ!」
   瞳孔の開いていくライオンの両目。
   勢いをつけて舞田に飛びかかるライオ
   ン(以下スローモーション)。
   後方へと逃げる舞田、足を踏み外す。
   と、ザックから魚肉ソーセージが飛び
   出し、それに飛びつくライオン。
   驚きの表情でそれを見ながら落ちてい
   く舞田。
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前回から随分間が空いてしまった。
課題は「迷っている男」。
宣言通りひとつの作品として完結することを目指したが、
課題であるはずの迷っている描写が結末のために削減されてしまうことに気付く。
やはり早速の前言撤回になるが、この試みは無駄な作業と判断せざるを得ない。
次回からは忠実に課題のみに応えていくようにしよう。
講師からの回答は以下
・課題にオチはいらん(やはり言われた…汗)。
・人物表(ここには書かないが毎回添付している)にペットなど動物は書くな。
・枠外に文字(今回は「めちゃくちゃ」の「ゃ」)は書かず改行せよ。
・スローモーションは演出なので指定するな。
うーん…小さな「ゃ」は行頭禁則文字では???
調べたがwikiを始め、やはり禁則と定義する意見が多いようだ。
それとライオンを人物表に書かないとは何故だろう。
主役として登場する今回のような話では書いておくべきではなかろうか。
まるでドコモのCMでの「お父さん犬」は
登場人物に入れるなと言われているようなものだ。
シナリオと同時に前回課題についての質問表も帰ってきていた。
質問は「ケータイのシャッター音は台詞扱いなのか?」ということ。
回答は…ハイ、チーズというのがシャッター音だとは思わなかった。
もしこれがカメラが発する音声ならば台詞にする必要は無いだろう。
しかし、擬音は必要と判断したものだけを書きましょうね。…とのこと(汗)。
当然間の抜けたシャッター音であることの表現として指定したつもりだが
それを理解する姿勢を見せず自分の間違いを隠すようにひと言添えるあたり、
そんな回答の仕方からするにこの講師(女性)は少々ねちっこい性格かもしれない。
よく言えば女性によくある負けず嫌いなタイプか。
書き方などあって無いようなものだ。
スローモーションの指定についても僕は演出家だから書いたわけだし、
講師と低レベルな問題で水掛け論もしくは重箱の隅のつつき合いをしても
何の進展も望めない気がする。
ここはひとつ、大目に見てやることにする(笑)。