あなたの中にある「喪失」について、少しだけ話してみませんか。
美術家・清水伶は現在、2026年11月に北千住・BUoYで開催する展覧会に向け、新しい映像/光のインスタレーション作品『静寂の祭壇、あるいはノイズの中の私小説』を制作しています。
この作品では、複数の傘の中に光を灯し、そこに集められた人々の「声」によって、それぞれの光が反応します。
今回、その作品に使用する声を募集します。
「喪失」といっても、大切な人を亡くしたことだけではありません。
人との別れ。
失った身体の機能。
終わってしまった関係。
住んでいた場所。
仕事や役割。
昔の自分。
手に入らなかったもの。
あるいは、言葉にするほどではないけれど、なぜか今も心に残っていること。
私たちは生きていくなかで、さまざまなものを失います。
今回お話しいただく内容に、特別な出来事である必要はありません。
「これも喪失と呼べるのだろうか」と迷うようなことでも構いません。
●どのように参加するの?
・参加はオンラインで行います。
・Zoomを使って清水とお話ししながら、「喪失さがしカード」と呼ばれる質問カードを画面上で見ていただきます。
・カードには、喪失について考えるためのさまざまな問いが書かれています。
その中から、今の自分が答えてみたいと思う問いを自由に選んでください。
・選んだ問いに対して、1分程度を目安に、ご自身の経験や思い出をお話しいただきます。
・事前に話す内容を準備する必要はありません。
話したいことを、その場で探していただければ大丈夫です。
●収録した声について
お話しいただいた音声は、清水伶の新作インスタレーション作品の一部として使用します。
複数の参加者の声は編集され、展示空間に設置された複数の傘と光の装置に分けて配置されます。
ひとつひとつの声は、他者の声と重なったり、離れたりしながら、展示空間のなかに存在します。
※展示方法や編集の都合上、音声は編集・加工される場合があります。
※作品内で氏名や個人情報を公開することはありません。
※ご希望の場合は、話した内容や個人が特定される可能性のある情報について、収録前にご相談いただけます。
●募集概要
募集人数:10名程度(予定)
参加方法:オンライン(Zoom)
所要時間:30分程度
収録内容:「喪失さがしカード」の問いから、ご自身で選んだ問いについて、1分程度お話しいただきます。
募集締切:9月末日
参加費:無料
●募集対象
「喪失」というテーマについて、自分なりに話してみてもよいと思う方。
年齢や経験は問いません。
●注意事項
無理に話したくないことを話す必要はありません。
途中で質問を変えたり、参加をやめたりすることも可能です。
●最後に
誰かにとっては小さな出来事でも、自分にとっては失われたまま残り続けているものがあります。
それは、亡くなった人かもしれません。
もう会わなくなった誰かかもしれません。
失った身体や場所、仕事、時間かもしれません。
あるいは、「あのとき別の選択をしていたら」と思う、存在しなかった未来かもしれません。
今回集めたいのは、整理された人生の物語ではありません。
誰かの中に残っている、小さな断片です。
あなたの声が、作品のなかで誰かの声と出会い、ひとつの風景になるかもしれません。
ご参加をお待ちしています。
●応募方法
以下のフォームよりお申し込みください。
【応募フォームURL】
https://forms.gle/aRA2BHJSJ4PN8Am19
※応募者多数の場合は、人数を調整させていただく場合があります。
●作品・展覧会について
清水伶 新作インスタレーション作品
「喪失と再生のアートラボ 2026」成果展にて展示予定
会期:2026年11月7日(土)・8日(日)
会場:BUoY(東京都足立区北千住)
主催:一般社団法人ヴォイドアーツプロジェクト
https://voidarts.org/artlab2026/
