この度、清水伶(しみずりょう)は、Independent Tokyo 2022に展示参加いたします。
「COUNT DOWN」シリーズの最新作である80号2枚組をメインに、4月に実施した個展から選りすぐりの作品数点を、特別割引価格で販売いたします。以下に展示作品の写真も掲載しており、フォームから事前予約も承っております。ぜひご検討ください。
<イベント詳細>
Independent Tokyo 2022
会期:
2022.8.6(土)11:00~19:00
2022.8.7(日)11:00~18:00
会場:
東京ポートシティ竹芝 3F 東京都立産業貿易センター浜松町館
入場料:
800円(税込)※2日間有効
<ステートメント>
海底にあるとされる理想郷「竜宮城」のように、都市が海に沈んでも楽しく生きていければそれでいいのかもしれない。そんな問いを投げかける本作は、気候危機に関しての興味喚起を目的としている。
人類が気候危機への対策を打たずに、北極や南極、山頂の氷などが全て溶けてしまったら海面は約66メートル上昇すると言われ、海沿いに位置する都市などは沈んでしまうらしい。同時に、気候変動によって起こる大規模な食糧不足や干ばつ、大洪水、伝染病、海洋汚染、記録的な熱波といった危機ももたらされ、これらの災害が経済崩壊につながり、戦争をも引き起こす可能性があるとも言われている。
映像作家として活動してきた視点から、ドキュメンタリーとは違う、絵画という作家の作意が入るメディアは「疑うべきフィクション」であると位置付けており、鑑賞者へそこに描かれたものを読み解くことを求める。しかし、身体性を強く残した絵肌はその読解を困難とさせ、このゲームの面白さを増している。想像力を駆使して絵画を見つめると、消費社会の象徴や大量に温室効果ガスを排出するモビリティなど気候危機のメタファーであったり、直接的に戦争を想起させる兵器、また、消費社会を象徴する大企業のサインなどが見つけられる。その周りには、生き生きと人々が泳いでいたりスマートフォンで自撮りをしていたりと、現実にはありえない世界が構築されている。
各作品につけられたタイトルは完成日の日付のみで、いつか訪れるであろう地球の破滅から逆算してその日付を振り返らせるという意図が込められた「COUNT DOWN」なのである。
<展示作品>
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JUL 24, 2022
146 x 194cm(二枚組)/2022/Oil on canvas
¥300,000
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MAR 24, 2022
73 x 91cm/2022/Oil on canvas
¥100,000
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MAR 21, 2022
65 x 53cm/2022/Oil on canvas
¥50,000
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MAR 15, 2022
41 x 32cm/2022/Oil on canvas
¥30,000
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MAR 18, 2022
23 x 16cm/2022/Oil on canvas
¥10,000
<プロフィール>
清水 伶 / RYO SHIMIZU
1976年東京生まれ。
2001年より広告・ミュージックビデオの映像作家として活動。
2018年より絵画表現も取り入れた美術家として再始動。
個展:
2022年 COUNT DOWN, haco – art brewing gallery –, 東京
2020年 GLITCH, リグナテラス東京, 東京
主なグループ展:
2021年 FOCUS LONDON, FOLD Gallery London, ロンドン
2021年 IAG AWARDS 2021入選展, 池袋アートギャザリング, 東京
2020年 SICF(SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL) 21, スパイラル, 東京
2020年 Dream – On the Road to Basel, ART FAIR FRAME, バーゼル
2019年 FRAME 2019 International Contemporary Art Fair, パリ
受賞歴:
2021年 IAG AWARDS 2021, 入選
2019年 UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2019, レビュワー賞
2019年 ARTMOVE Japan Art Competition vol.24, 入選
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