プロジェクト記録集がアジア現代美術の主要研究機関「Asia Art Archive」に公式収蔵されました

先日、国内各機関への配架をご報告いたしましたプロジェクト記録集『Void Art: Absence and Polyphony / ヴォイド・アート:不在と多声』につきまして、新たな大きな進展がありましたのでご報告いたします。

本プロジェクトの軌跡を編み上げたこの一冊が、アジアの現代美術史を司る世界屈指の研究機関「Asia Art Archive (AAA)」(香港)に公式収蔵され、国際的なデジタルアーカイブとして世界公開されました。

一過性の社会実践に留めるのではなく、当事者たちの切実な「声」を公的な記憶へと接続し、世界の共有財産として永続的に保存していく——。東京都現代美術館(MOT)をはじめとする国内主要6機関でのアーカイブ化に続き、アジア圏を代表するプラットフォームに本作が刻まれたことは、プロジェクトにとって極めて重要な一歩となります。


■ 国際デジタルアーカイブ(オンライン閲覧可)

香港を拠点とする「Asia Art Archive」のデータベースにて、記録集の全ページが公開されました。これにより、世界中のキュレーターや美術史家、研究者が、いつでもこの対話の記録にアクセスし、リサーチに活用できる状態となりました。


■ 国内公立美術館・大学図書館(物理収蔵一覧)

実物の冊子は、以下の国内各機関の図書室・ライブラリーにてパブリック・アーカイブとして永久保存・配架されています。

【美術館・文化施設】

  • 東京都現代美術館(美術図書室)
  • 東京都写真美術館(図書室)
  • 愛知芸術文化センター(アートライブラリー)

【大学・教育機関】

  • 東京藝術大学(附属図書館)
  • 情報科学芸術大学院大学[IAMAS](附属図書館)
  • 東北芸術工科大学(図書館)

個人の「喪失」をいかにして社会的な記憶へと接続するか。 文化研究者・山本浩貴氏による批評、芹沢高志氏によるプロジェクト講評を収録した本作は、今後もこれらのアーカイブを起点として、さらなる国際的な文脈へと展開していく予定です。

アーカイブ化にご尽力いただいた各機関の皆様、そして対話に加わってくださったすべての皆様に、改めて深く感謝申し上げます。

現代美術作家 清水 伶

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